毒雪と羊肉

昼前、しゃっきり起床。


昨晩の雪が若干積もっている。
ここ数日、もやがかかった視界の悪い空だったのに、視界がクリアに。
雪が空気中のいろんなものを取り込んで、地表に落ちた為だと思われます。
あくまで想像ですが。

しゃちょーくんとその奥さん・ゴトーさんのいる北京の外れにある劇場*1へタクシーで向かい、昼食。
劇場付近の「住人以外は絶対来ないぞ!」という店で火鍋。
昼から火鍋をガツガツつつく日本人3人、ちょっと異様。
一人20元(約300円)で満腹です。

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ここで、私でもできる火鍋の注文方法。


まず、好きな鍋底*2を選びます。
辛いのがよければ「辣」とか「麻辣」と書かれているもの、
辛いのが苦手なら「清湯」と書かれている鍋底を選べば大体OKです。
鍋底を決めたら、つけだれを選びます。
「芝麻」と書かれているのはゴマだれ、「日式」と書かれているのはたいていポン酢。これ以外にも「ゴマ油とニンニク」というものなどもありますが、漢字を見ればだいたいどういうモノなのか分かります。
で、あとは好きな鍋の具を好きなだけ選びます。


メニューを指さしていけばオーダーができるので、話せなくても問題なし。
愛想の悪い服務員に臆することなく進んでください。

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昼食後、しゃちょーくんと別れ、ゴトーさんと二人、バスで東直門へ。
銀座mall内の一茶一坐*3でお茶・甘いモノ休憩。
昼、鍋をモリモリ喰って一人20元だったのに対し、ここはお茶一杯で20元以上。
どういうこっちゃ!と思いながらも、金萱桂花茶をオーダー。
ま、日本で飲むことを考えれば安いから許してやる。


ほっこりお茶休憩の後、しゃちょーくんが待つ劇場へ戻り、作品を鑑賞。
劇場、寒い...。
そして、埃っぽい...。


ケホケホしながら鑑賞し、不思議な乾き物がちんまりと盛られた打ち上げ会場でホットコーラ*4と燕京ビールを飲んでいたところ、忘年会後のカラオケで盛り上がる日本残留組から実況電話が入る。
なんつうか、便利になったよね、いろいろ。


夕飯を食べていなかったので、劇場近くの新疆料理の店で、6元(約90円)の麺を頼んだら、小麦の平打ち麺に酢豚の豚なし的なものがかかっているものがでてきた。
味は普通だったが爆量のため、半分以上残す。


深夜、タクシーにて居候先へ戻り、翌日からの投宿先の移動準備をして就寝。


どんどん寒くなってきた。
やっと私が知っている冬の北京になってきた。


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*1:草场地工作站というところ

*2:鍋に入れる基本の出汁・スープのこと

*3:日本だと渋谷ロフトに入ってます

*4:飲んでみると、美味い。