アウトレイジ

出演陣が豪華で、眩暈がするような娯楽ヤクザ映画。
しかし、監督が北野武とあっては、単なる娯楽では終わらない。

暴力描写が、いちいち痛い。
劇場で悶えてしまうほど、見ていて痛い。
これは、座頭市の時も感じたこと。

そして、よくこれだけの演者が集まったな、と。
塚本高史のチンピラぶりなんかは、やはり秀逸。
三浦友和のヤクザぶりは、ちょっと想定外。
ましてや加瀬亮がヤクザって...。


煽り文句「全員悪人」ってのは嘘偽りない作品。
これまた万人にお勧めできる作品とは言えませんが、
北野映画ファン以外も、暴力描写に対して寛容な方は是非。


評価:★★★★★


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