埋立地育ちの郷愁

免許の更新のため、鮫洲の試験場へ。
試験場でもなけりゃ、こんなとこ来ないよな、普通...ってなとこにばかり、試験場があるのは何故だろう、不思議だ。

愛する京急の1000形に乗り、窓の外をぼんやり眺める。

このあたりは、海に近い空をしている。
上手に説明できないけど、この、海が近いところの空という感覚は他の人にもあるのだろうか？
物心ついたころから、この空を見て育ってきたものだけが分かる感覚なのだろうか？

幾ばくかのお金を払い、30分ばかりビデオ見たり、話しを聞いたりして、IC付きのゴールド免許を手にすると、今までは普通免許だったのが中型免許に。
なんか変なの。

近くに住んでいながら、あまり顔を出さない実家に、転職の報告も兼ねて顔を出す。
イマイチ美味くない母のカレーをモソモソと食べ、恵比寿へ。

伸び放題になっていた髪を切った後、地下鉄を乗り継いで帰宅。
明日からは10年以上ぶりの会社員生活が始まる。
さ、がんばろ。