四万六千日
東京育ちではあるが、下町文化が根強い地域で育ったわけではない*1ため、大祭や市などの催しに縁がない。
なので、ニュースなどで「明日から○○で□□が開催されます」といった報道をされないと、気がつかないまま終わる。
三社さん*2、ほおずき市*3、朝顔市*4、隅田川花火大会*5、酉の市*6、羽子板市*7。
気がつかないなりにも30年以上暮らしている土地なので、ふらりと冷やかしに行ったことは何回かある。
が、人混みはイヤなので、誰かに誘われない限り、わざわざは行かない*8。
しかし、ほおずきや朝顔の鉢植えを持った人を電車などで見かけると、無性に行きたいと思う。
夕闇の中、ライトに照らされた沢山の鉢植えが並ぶ様を眺めるのは、嫌いじゃない。
で、タイトルの四万六千日*9。
これ、7月10日のことで、ほおずき市を指すこともあります。
この日は、最も多数日の功徳日*10とされ、127年間お参りしたのと同じご利益があるんだそうです。
縁がないなりにも、様々な催しで季節を感じるきっかけになるんだから、不思議なもんです。