「study」と「student」
地下鉄の券売機前にて、日本語が一切できないイングランド人男性に助けを乞われる。
あ、先に言っておきますけど、私、英語、ひとっつも喋れませんよ。
なんの自慢にもなりませんが。
うっかり目が合ってしまったんです、うっかり。
行き先までの金額が分からないだけなんだろうと思い、彼の持つメモ紙を見たところ、彼が乗らなければならないのはJRと判明。
根本的に間違ってんじゃん!
でも、それ説明できないじゃん!
ええい、面倒だ!!
...てなことで、向かう方向が一緒だったこともあり、見知らぬイングランド人と行動を共にしてみた。
で、10分少々ですが、言語が違うもん同士のコミュニケーション開始。
「ワタシ、トーキョー、ハジメテデース」
「キノウ、インペリアル・パレス*1、イキマシタ〜」
「トテモ、ビューティホーデシタネ〜」
「アナタ、トーキョーノヒトデスカ〜」
「トーキョーノ、アンダーグラーン*2、ムーツカシーネー」
...とまぁ、日本語にするとこんな内容なので、私の相槌も「あぁ」とか「はぁ」とか超テキトー。
...と、その時。
「アナタ、ハイスクールデ、ベンキョー?」
と、不可解なことを言い出した。
なんだぁ??と思ったものの、まぁ高校は出てるしなぁ、と思い、深く考えずに「イエース」と答えた。
ところがこれが、大きな聞き間違い。
「アナタ、ハイスクール・スチューデントデスカ?」
これが正解。
......。
三十路越えのワタクシ、高校生に間違われました。
しかも、聞き間違いとはいえ、堂々と「高校生です!」と答えてしまいました。
半分近く年齢を間違われるって、一体...。
そういや20代前半、ハワイに行った際にタバコを吸っていたら、通りがかりの白人のおばちゃんに「小学生なのにタバコなんて吸って!」と怒られたのを思い出しました。
欧米って一体...。